YUME ART Masters Collection 2010

今後の活躍が期待される日本のアーティスト-青木 進、齋藤 周、兼平 郁雄、関根 直子-4名の最新・未発表作品等、各約10点を7月より月替わりで紹介いたします。

<関連イベント>
各展覧会の初日、午後1時から3時まで、作家を囲み懇談会を行います。
どなたでもご参加いただけます。

アーティストプロフィール

Drawing with Delight #15 2010年
ミクストメディア
(クレヨン、チョーク、アクリル・紙)
139×278 cm

青木 進 Susumu Aoki

青木 進 展 7月3日(土)- 7月30日(金)
青木の作品は、描くことの純粋な喜びに満ちている。難解な意図や技巧を排し、“描く”という単純な欲求で 創作される。チョークやクレヨン、さらに筆を用いず絵具を直接チューブで描くプロセスは、彼の身体活動がそのまま筆致となり、青木の純粋な欲求を表現する強烈な印象をまとう。
<プロフィール>
1950 東京に生まれる
1972 立教大学社会学部卒業 建築会社に入社
1973 デザイン事務所に入社 グラフィックデザイナーとして勤務
1985 デザインと並行してアートワークを制作し始める〈個展〉
1992 銀座画廊
1993 銀座画廊
1994 ギャラリー・ミハラヤ  安田海上火災ライフプラザ
1997 かねこ・アートギャラリー
2000/2001/2004/2006/2008 アートスペース羅針盤
2008 ギャラリー現
2009 ギャラリーゴトウ
2010 脇田美術館〈グループ展〉
1993 「軽井沢ドローイングビエンナーレ」 (入選) 脇田美術館
1999 ギャラリーイセヨシ
2002 エクスポ ファソン ジャポン2002 
2002 船橋市民ギャラリー「現代美術国際交流展」
2004 脇田美術館 「ファッションドローイングビエンナーレ」
2009 横浜市民ギャラリー「アートシャワー09」

Work #0862 2008年
アクリル、ペン・ウッドパネル
23×18p

齋藤 周 Shu Saito

齋藤 周 展 7月31日(土)- 9月3日(金)
人との関わりや感情の交差、気を留めなければ流れ去り、変化していくきわめて現代的な日々の生活のワンシーンをテーマとする。齋藤は大小さまざまな独立するひとつひとつの作品をインスタレーションとして構成し自身の世界を提示する。 その空間は、最後まで人とのかかわりを信じて描く作家のポジティブな感情に満ちている。

    <プロフィール>
  • 1968年札幌市生まれ 北海道札幌旭丘高等学校 美術教諭 札幌在住 
  • 【個展】
  • 2005 「回復の壁」Free Space PRAHA (札幌) (‘03 ’02)
    「Doe lebendigen Wande」Joachim Gallery(ベルリン) Gallery B (札幌)
    「本当に望んでいること」現代HEGHTS Gallery Den &ST (東京)
  • 2006 「河は流れている」SOSO CAFE (札幌)
  • 2007 「それでも優しい風は吹く」Gallery neutron (京都)
    「いろんなことが想いにたりない」CAI現代芸術研究所 (札幌)
  • 2008 「おおらかなリズム」TEMPORARY SPACE(札幌)(’07)
  • 2009 「春を兆す日」neutron tokyo(東京)等多数
  • 【グループ展】
  • 2003「HEARTLAND KARUIZAWA DRAWING BIENNALE 2003」(入選) 脇田美術館(軽井沢)
  • 2004 「札幌の美術2004 20人の試み展」札幌市民ギャラリー(札幌)
    「FASHON DRAWING BIENNALE 2004」(入選)脇田美術館(軽井沢)
  • 2005 「A・MUSE・LAND 2005 むすんで ひらいて」北海道立近代美術館(札幌)
  • 2006 「水脈の肖像06-日本・韓国・ドイツの今日展 」北海道立近代美術館 (札幌)
  • 2007「ANA MEETS ARTS vol6」 羽田国際空港 ANA北ピアラウンジsignet (東京)
  • 「水脈の肖像〜韓国展 呼吸」Lock Museum (韓国)
  • 2008「ART BOX 2008 インスタレーション」札幌芸術の森野外ステージ(札幌)
    「久野志乃と齋藤周展〜かるいからだ」 茶廊法邑Gallery (札幌)
  • 2009 「水脈の肖像09-日本・韓国・2つの今日 」北海道立近代美術館 (札幌)
    「EMERGING DIRECTORS’ ART FAIR “ULTRA002”」スパイラルガーデン/1F・スパイラルホール/3F(東京)
    「いすのゆめ」コンチネンタルギャラリー(札幌)
    「NORTH TO NORTH PULS 1 in Vietnam」16-Ngo Quyen-Hanoi(ハノイ)等多数

Work #2 1999年
油彩、キャンバス
72.7×60.8p

兼平 郁雄  Ikuo Kanehira

兼平 郁雄 展 9月4日(土)- 10月1日(金)
兼平は、作品から徹底して意図を消す。その結果、キャンバスに残るのは意識だけである。 幾重にも塗り重ねられ何度も削り取られたその痕跡のみをわれわれは見ることが出来る。 ストイックなまでに繰り返されるその作業の末に完成された作品は、観る者の心に直接はいり込む。

    <プロフィール>
  • 1971年 兵庫県伊丹市生まれ
  • 1991年 武蔵野美術大学で油絵を専攻
  • 1997年 同大学院修了
    いったんアトリエに入ると制作に没頭し、昼夜を問わず作品を描き続けている。 これまで作品の発表歴はなく、このたびの展覧会が初めての個展となる。

見ること、話すこと 2003年
鉛筆、紙
183.2×149.1p

関根 直子 Naoko Sekine

関根 直子 展 10月2日(土)- 11月3日 (水・祝)
関根は、鉛筆による無数のタッチで風景のようなものを描いている。作品を構成する要素は、彼女の記憶や経験に残る具体的なものだが、それらが再構成される中で、ある一つの、もしくは同時に複数の風景やもののイメージを彷彿とさせる作品へと生まれ変わり、観る者にも心や記憶の再構成を促す。

    <プロフィール>
  • 1977 東京生まれ
  • 1999 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
  • 2001 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了
  • 【個展】
  • 2002 トーキョーワンダーウォール公募2002(トーキョーワンダーウォール賞)
  • 2002/2003 フタバ画廊(東京)
  • 2004 「そとがわのうちがわ」トーキョーワンダーサイト(東京)
  • 「線、海からの帰還」αmプロジェクト/art space kimura ASK?(東京)
  • 2008 「巡る、佇む」ギャラリエアンドウ(東京)
  • 2009 「SECRET EXHIBITION」MA2ギャラリー(東京)
  • 「9月の庭」art space kimura ASK?(東京)
  • 【グループ展】
  • 1998 「terminal・現代美術交流展」 武蔵野美術大学×クンストアカデミー・デュッセルドルフ 武蔵野美術大学(東京)
  • 1999 「"POSITION"三人展」埼玉県立近代美術館一般展示室(埼玉) 「terminal DJ」/クンストアカデミー・デュッセルドルフ×武蔵野美術大学/ クンストアカデミー・デュッセルドルフ(デュッセルドルフ、ドイツ)
  • 2005 「つくられる平面」コートギャラリー国立(東京)
  • 2006 「Chaosmos'05-辿りつけない光景」佐倉市立美術館(千葉)
  • 2007 「線の迷宮<ラビリンス>U-鉛筆と黒鉛の旋律」目黒区美術館(東京)
  • 2008 「Black,White and GRAY」MA2ギャラリー(東京)
  • 「VOCA展2008-現代美術の展望-新しい平面の作家たち」(府中市美術館賞)上野の森美術館(東京)
  • 2009 「I BELIEVE-日本の現代美術」富山県立近代美術館(富山)
  • 2010 「Doubles Lumieres」パリ日本文化会館(パリ、フランス)
  • 【パブリックコレクション】
  • 府中市美術館

開催概要 - 脇田美術館

アーティスト 青木 進 / 齋藤 周 / 兼平 郁雄 / 関根 直子
会期 7月3日(土)- 7月30日(金) 青木 進 展
7月31日(土)- 9月3日(金) 齋藤 周 展
9月4日(土)- 10月1日(金) 兼平 郁雄 展
10月2日(土)- 11月3日 (水・祝) 関根 直子 展
開館時間 午前10時-午後5時
ゴールデンウィーク、7月15日〜9月15日は午後6時まで開館
※入館は30分前まで
休館日 会期中無休(ただし展示替え、イベント等による臨時休館あり)
※詳しくは随時ホームページにて告知いたします
入館料 一般 1,000(900)円、大学・高校生 600(500)円、中学生以下 無料
※( )内は20名様以上の団体料金
アクセス 電車 長野新幹線・しなの鉄道「軽井沢駅」下車 旧軽井沢銀座方面へ徒歩10分
車  上信越道「碓氷軽井沢インター」から国道18号線を旧軽井沢方面へ約10km
所在地 〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町旧道1570-4
アクセスマップはコチラ
お問い合わせ 0267-42-2639