澄明な音楽が聴こえてくる、脇田和の絵画世界
 
のびやかに広がる心の詩があり、自然や人生への透徹した視線が感じられる脇田和の絵画宇宙は、しばしば澄んだ音色を響かせる室内楽にたとえられます。緑の木立のなか、典雅な“色彩の音楽”がいきづく「脇田美術館」。ここ現代洋画界を代表する脇田和の油彩、素描、版画等約1,000点を収蔵。1920年代ドイツ遊学時代から第2次大戦をはさんで現在の作品まで、画家の全貌をつたえる展示をおこなっています。また現代との接点をもとめるアートプログラムも活ぱつに展開しており、軽井沢の地にさわやかな文化イメージを根づかせています。
写真提供:新建築社
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館 名 脇田美術館  WAKITA MUSEUM OF ART
住 所 〒389-0100 長野県軽井沢町旧道1570-4  
電 話 0267-42-2639
開館時間 午前10時〜午後5時 ただしゴールデンウィーク、7月15日から9月15日は午後6時まで
入館料金 一般1,000円、大高生600円、中小生無料(団体20名以上100円引き)
開館日 6月上旬〜11月上旬(展示替え等の臨時休館日を除く毎日開館) 開館日は、年によって多少前後する場合があります。
開館年 1991年(平成3)
収蔵作品 脇田和作品:油彩329点・素描260点・版画・ペーパーバック・立体・コラージュ、他作家作品ほか
[東京事務所] (通年連絡先)〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-5-6 アマデウスハウス303
電 話 03-5785-4138  FAX 03-5785-4139 MAIL wmoa@wakita-museum.com
写真提供:新建築社
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JR軽井沢駅から約10分、旧軽井沢の趣の中に脇田美術館はあります。

現代洋画家を代表する脇田和が、長年の夢を形にし1991年にこの美術館を造りました。長年愛用したアトリエ山荘を囲んで美術館は建っており、さわやかな木々と採光の中で。親密で深い感動の世界を堪能できる、自然と響きあう美術館です。

美術館と並んで建つアトリエは、建築家吉村順三氏によって1970年に作られたもので、近代日本の木造建築を代表する重要な建物としても有名です。
写真提供:新建築社
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美術館では、鳥や、子供、植物などモチーフにした数多くの脇田和の絵画作品を中心とした作品展や各種企画展示。毎年夏秋には、音楽会やアートワークショップなども行っています。

美術館の中庭に面して脇田美術館のオリジナルグッズを扱うミュージアムショップとティルームがあります。ショップを抜けて回廊から見える中庭中央には大きな”こぶしの木”があり、木につけられた鳥かごには鳥たちが集います。絵画の余韻に耽りつつ、鳥たちがさえずる声に耳を傾けながら、是非くつろぎの時間をお楽しみ下さい。
写真提供:新建築社
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脇田美術館は、多くの人々が美術を鑑賞できる特別な環境を整え、脇田和の作品など所蔵する美術品の公開活用とそれら美術品等に関する調査研究を行うと共に、国内海外の美術家との交流、若手芸術家の為の助成事業などを行い、文化向上と発展に寄与することを目的に設立され、その活動を通して文化芸術の振興と普及に努めています。

今後も、「脇田美術館」は、設立者の脇田和の想いを大切に生かしながら、美術に触れ、学び、交流し、創造する喜びを感じられる美術館の「場」として、より多くの人々に親しまれる施設となるべく、一層の活動努力を行っていく所存です。
写真提供:新建築社
 
 
脇田美術館は、脇田和作品の初期作品から最新作品までを収蔵・展示して、その70年余にわたる画業を紹介する展覧会をはじめ、企画展、音楽会、ワークショップなどの開催を通じて、現代との接点を求めるアートプログラムに取り組んでいます。
「脇田美術館 賛助会」は、当館事業にご理解とご賛同をいただく個人・法人の方がたによって構成されています。お寄せいただく会員は、皆様とのコミュニケーションや美術館のサポートに活用されています。皆さまのご入会を心からお待ち申しあげております。
 
 
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軽井沢・脇田美術館ミュージアムショップでは、脇田和作品集や企画展カタログをはじめとして、ポストカード、スカーフ、ポスター、版画など、脇田美術館のオリジナルグッズの他にも世界地図からセレクトされた様々な商品を紹介いたしております。

ミュージアムショップにて販売しております商品の一部はウェブ上からもご購入できます。
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