主催 | 脇田美術館[木のデザイン]プロジェクト実行委員会 |
後援 | 林野庁中部森林管理局、長野県、軽井沢町、軽井沢町教育委員会、軽井沢町商工会、軽井沢観光協会、 長野県木材青壮年団体連合会、信濃毎日新聞社、NHK長野放送局、SBC信超放送、NBS長野放送、 TSBテレビ信州、abn長野朝日放送 |
協賛 | 鹿島建設株式会社 |
協力 | ヤマトロジスティクス株式会社、FM軽井沢、HELICO CO.,LTD |
助成 | 社団法人国土緑化推進機構[緑の募金] |
建築家・東京藝術大学教授 黒川哲郎
長野県産の落葉松を素材とした[木のデザイン] 日本は,世界唯一の「木の文明」といわれます.日本の「木の建築」 は,カミの依代(よりしろ)の樹を丸太掘立て柱に遷(うつ)し,梁と 縄で番(つが)えて誕生します.蛇の形代(かたしろ)を土器に標(し る)したアニミズムの時代です.古墳時代,照葉樹林に覆われ,氾濫の 形成した沖積地に水田を開発し,スサノオノミコトがヤマタノオロチを 退治する「治水」,イナダヒメの妻籠を『八重垣』と詠う「建築」,杉 と樟を船に,檜を宮殿に,槇を棺にと定める「用材」,イソタケルノミ コトら子が木種を蒔き施す「植林」の,木の文明の創生神話が記されます.
奈良時代,渡来技術によって掘立てから脱し,鑓鉋(やりがんな)で加 工された,基檀のうえの丸柱の「柱立ち」は,平安時代,巻き,重ね, 畳み,入れ子の調度と一対の生活システム,舗設(しつらい=室礼)を なし,融通無碍な生活文化を創出します.
鎌倉時代,重源は東大寺の再建に貫(ぬき)を用い,「柱立ち」を「軸 組」へ進化させます.飛鳥時代以来の建設ラッシュと度重なる戦乱によ り木材枯渇が進み,代わって土壁が登場し,日本の住まいは住み難くな ります.貫は,角柱,鴨居や長押の内法(うちのり)とともに襖や障子 の引き戸文化を育み,室町時代,透きや間の感覚に充ちた書院や数寄屋 を創出し,桃山時代,大径の欅や松を用いた耐震仕口の差鴨居(さしが もい)の独創へ到ります.杉は,乾燥させ難いものの成長が早く腐り難く,造船,土木,住宅や建 築,調度,産業用材などへ幅広く用いられ,日本の森林資源の核とな り,江戸中期には世界に先駆け育成林業へ転換します.明治時代,杉 は,治水を兼ね官民挙げて造林され,電柱や学校建設など近代化を支え ます.ところが,都市に普及した和風住宅は,貫を土壁の下地に退化さ せ,倒壊の被害を頻発します.
戦後復興期の1950年,杉は住宅や土木への大量需要と,檜に劣ら ぬ高付加価値を期待し,拡大造林がなされ,建築基準法へ,筋交いで地 震や台風に耐える「壁」構法が,「在来」と呼ばれ登場します. 1960~70年代には,木材は供給不足から輸入自由化され,エネル ギー転換と住宅非木質化が進み,杉とともに水源を涵養し,「木の文 明」のエネルギーを担ってきた里山の薪炭林が姿を消し,地球規模の森 林破壊と化石資源の大量消費が始まります.1980~90年 代,在来構法は大工後継者不足からプレカット化やパネル化が図られ, 第2次輸入自由化のなか,杉檜は高価格ゆえ需要を奪われます.土木へ の需要も失い,手入れ不足の杉は強度の個体差,元口と末口の径差,曲 がりが生じ放置され始めます.
長野県の落葉松は,江戸時代,山に自生の苗木が採取され,明治時代に は水田を苗床にするほど活況を呈し,戦前には北海道や中国東北部,ド イツへの移出や輸出に発展します.杉と同様に成長が早く,戦後,坑木 などの需要を期待し植林が拡大されますが,旋回変形や脂(やに)に苦 しみ,集成材や合板など間伐材活用や,乾燥や滲出防止の技術が模索さ れています.適切に除・間伐され大径材の時代を迎えれば,秋材と春材 の硬軟が半ばし,構造材,仕上げ材,建具・家具・什器用材として強 く・軽く・温かく,バイオマスエネルギーとして優れ,活用が待たれま す.
阪神淡路大震災以後,在来構法は,倒壊を防ぐ「壁」と融通無碍な「軸 組」との関係が,さらに矛盾に充ちたものとなっています.日本の「木 の文明」の再生には,日本の森林資源と整合する新たな軸組構法の開発 が必須です.そしてその「木のスケルトン」と対をなす「木のインフィ ル」が不可欠です.
脇田和は,ドイツへ留学の際,建築や家具への造詣を深くし,建築家・ 吉村順三は新制作展をともにし,1949年,『解体家具』を出品し ます.その後も吉村が好んで折畳み椅子やフロアスタンドをデザインし たのは,それらが座布団や行燈のように場を自由にし,心地良くするか らです.軽井沢の脇田山荘は,近代やその生活への想いの二人の交感の 場であったことでしょう. 脇田美術館がアートマネージメントする [木のデザイン] プロジェクトは,長野県産の落葉松を素材に,日本の「木の文明」再生 の嚆矢(こうし)となるに違いありません. 建築家・東京藝術大学教授 黒川哲郎
石田 和人 Kazuhito Ishida
デザイナー
1967年 | 川崎生まれ、埼玉育ち |
1991年 | 東京藝術大学美術学部デザイン科卒業 |
1993年 | 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程機器デザイン専攻修了 |
1998年 | 石田和人デザインスタジオを設立 |
東京藝術大学、広島工業大学、広島市立大学、千葉大学等で非常勤講師
【公式サイト】
>> http://www.kazuhitoishida.com
大野 美代子 Miyoko Ohno
環境デザイナー
長野県のひのき、松材を用いた家具デザインをはじめ、住宅、病院などのインテリアデザインを手がける。
77年、初の歩道橋デザインで土木学会田中賞を受賞。
その後、数々の橋梁をデザイン、鮎の瀬大橋(熊本県)、陣ヶ下高架橋(横浜市)で土木学会デザイン賞最優秀賞、横浜ベイブリッジ、長崎港女神大橋などで田中賞を受賞。その他、遮音壁、防護柵など道路の付属物を手がける。
85年、日本インテリアデザイナー協会賞を受賞。
愛知県立芸術大学、東京工業大学非常勤講師を歴任。
著書に「BRIDGE・風景をつくる橋」(鹿島出版会)がある。
【公式サイト】
>> http://www.mmdesign.jpn.org
大場 正 Masashi Ohba
造形作家
桑沢デザイン研究所インテリア研究科卒業、東京工業大学建築学科茶谷研究室在籍後、スタジオAで彫刻、パブリックアート、ランドスケープデザイン、グラフィックデザイン等を設計・制作する。
1997年より9年間桑沢デザイン研究所の非常勤講師を兼任。2006年に独立。現在は造形作家として活動している。
喜多 俊之 Toshiyuki Kita
プロダクトデザイナー
近著に『地場産業+デザイン』がある。
日本グッドデザイン賞 総合審査委員長(2004-2006)
中国レッドスター賞 審査委員(2006-2008)
北京の中央美術学院客員教授
上海万博日本産業館 デザインディレクション
大阪芸術大学教授
清水 泰博 Yasuhiro Kiyomizu
環境建築家
1957年 | 京都市生まれ |
1981年 | 早稲田大学理工学部建築学科卒業 |
1983年 | 東京藝術大学大学院美術研究科修了 |
主な作品は御母衣ダムサイドパーク・御母衣電力館(岐阜県)、月見橋(静岡県)、平和の交響(兵庫県)、ユニオン・ランドポールシリーズなど。 現在 東京藝術大学美術学部デザイン科教授
1991年と95年に環境芸術大賞受賞ほか受賞多数。 著書に「景観を歩く京都ガイド」「京都の空間意匠」がある。
【プロフィール】
>> http://www.geidai.ac.jp/staff/fa053j.html
>> http://www.japandesign.ne.jp/
HTM/DCG/CURATOR/kiyomizu2/
黒川 哲郎 Tetsuro Kurokawa
建築家
1943年 | 北京生まれ |
1966年 | 東京藝術大学美術学部建築科卒業 |
1968年 | 同大学大学院修士課程修了 |
1979年~ | デザインリーグ設立に参加/現在,東京藝術大学教授 |
1998年 | 「吉祥寺駅末広通り自転車駐車場」で第6回公共建築賞 |
2004年 | 「地域材と地域技術による公共建築の木造化構法の開発と実践」で日本建築学会[業績賞] |
2005年 | 「大分県立日田高校体育館『遠思巨材館』」で第8回木材活用コンクール最優秀賞(林野庁長官賞) |
2008年 | 「大分県漁業協働組合臼杵魚市場」で平成20年度優良木造施設農林水産大臣賞受賞 |
【公式サイト】
>> http://www.tk-dl.com
剣持デザイン研究所 Kenmochi Design Associates
建築/インテリア/プロダクト
一級建築士事務所。所長松本哲夫。
プロダクトデザインから家具のデザイン、官公庁・ホテル・オフィスを中心としたインテリアデザイン、車両デザインなど、幅広い活動を行う17名のデザイン組織。
主な受賞は、毎日産業デザイン賞 同特別賞 日本インテリアデザイナー賞 IFI大賞
主な仕事は、ホテル日航サイパン 三井アーバンホテル大阪ベイタワー 京王プラザホテル 山形市庁舎 吹上御所家具 日本IBM各オフィス JAL B747 日本郵船飛鳥 JR東日本・JR東海新幹線電車 ヤクルト容器 量産家具他
齋藤 繁一 Moichi Saito
建築家
東京芸術大学美術学部建築科卒業、同大学院修了後、AAスクールディプロマ取得。東京芸術大学非常勤助手を経て、2000年よりソフトセル建築都市環境研究所代表取締役。「場」を生成するための手段として建築という行為を用いる。
代表作にpellucid felt(住宅 東京都)、room with view(別荘 Hawaii)等がある。またmilan salone、100% design Tokyo、廃材再生のプロジェクト・プライス展等に出品。
2009年度GOOD DESIGN賞受賞。現在、東京芸術大学・多摩美術大学非常勤講師、東京都立工芸高校市民講師。
【公式サイト】
>> http://www.softcellarchitects.com
篠崎 隆 Takashi Shinozaki
建築家
東京藝術大学にて建築を学び、イタリア政府給費留学生として16世紀北イタリアを中心とした建築史をヴェネツィアに学び、東京藝術大学大学院修了。
入江経一+パワーユニットスタジオを経てアスタリスクスタジオ設立。コトや状況の補助線としての建築・インテリア・プロダクト・グラフィックなど各種設計中。
国内外にて個展・グループ展数回。
グッドデザイン賞など授賞数回。
Lapalma(イタリア)など国内外メーカーからのプロダクトが数点。
東京藝術大学など非常勤講師も数校。
【公式サイト】
>> http://www.asterisk-studio.com
田中 一幸 Ikkoh Tanaka
木工家
1970年 | 東京藝術大学大学院 美術研究科鋳金専攻修了 |
2005年 | 日韓芸術大学交流展 (ソウル大学美術館/東京芸術大学美術館) |
2007年 | 東京藝術大学創立120周年記念 「立体造形の複眼」展(名古屋・上野/松坂屋) |
2007年 | 日本美術「今」展(東京/日本橋三越) |
2008年 | 国際交流作品展および学術大会・特別講義 (韓国/大邱大学校) |
2009年 | 国際交流作品展および学術大会・学術発表 (韓国大邱大学校 中国精華大学) |
木材を問い直し、美術表現素材としての視野でとらえる。
木工をアートとして位置づけ、精神表出と表現効果に重点を置いた造形に取り組む一方、生活の中で使用を目的とする工芸品も幅広く制作。
手塚 雄二 Yuji Tezuka
日本画家
1953年 | 神奈川県生まれ |
1982年 | 東京藝術大学大学院日本画修了 |
1986年 | 院展奨励賞受賞('87,'88) |
1987年 | 春の院展奨励賞受賞('88,'90,'92) |
1988年 | 現代日本美術選抜展(文化庁主催'90,'91'94) |
1989年 | 春の院展春季賞受賞('91) 日本美術院賞・大観賞('90,'91) |
1992年 | 日本美術院同人推挙 |
1993年 | 院展出品作 文化庁買上 |
1997年 | 個展(セレネ美術館) |
1998年 | 「手塚雄二展』 (朝日新聞社主催、松坂屋/名古屋他) |
2001年 | 「天地風雷 手塚雄二展」 (三越/日本橋本店 他) |
2006年 | 「手塚雄二 ― 花月草星展」 (日本経済新聞社主催、高島屋/日本橋他) |
2008年 | 「光陰 手塚雄二展」 (三越/日本橋本店他) 「アジア コンテンポラリーアートフェア2008」に出品 |
現在 | 日本美術院同人・評議員 東京藝術大学教授 |
【公式サイト】
>> http://www.tezukayuji.jp
橋本 和幸 Kazuyuki Hashimoto
クリエイター
東京藝術大学美術学部デザイン科卒業、同大学院美術研究科構成デザイン修了後,鹿島建設に入社、ホテルや住宅、商業施設の様々なインテリアデザインを手がけ、後に株式会社イリアに出向。2006年より現職
アート、建築,インテリア、ディスプレイ、プロダクトなど空間に関するデザイン全般を研究。
現在
東京藝術大学 美術学部デザイン科准教授。
主なプロジェクト
「藝大茶会 茶席制作、藝大席会場デザイン」「ホテルモントレシリーズのインテリアデザイン」「2009日本橋三越本店ショーウィンドウプロジェクト」など。
【東京藝術大学デザイン科案内】
>> http://www.geidai.ac.jp/art/design.html
【プロフィール】
>> http://www.geidai.ac.jp/staff/fa125j.html
原口 健一 Ken-ichi Haraguchi
彫刻家
1976年 | 埼玉県生まれ |
1998年 | 埼玉大学教育学部図画工作専修卒業 |
2003年 | 東京芸術大学大学院美術研究科美術教育修了 |
2004年 | 東京藝術大学造形学美術教育木工室勤務 教育研究助手 |
2007年 | 東京藝術大学造形学美術教育木工室勤務 非常勤講師 |
受賞等 | |
2003年 | 東京芸術大学大学院修了展覧会 杜賞特別賞 |
2005年 | 『第79回国展』 千野賞 |
2006年 | 『第80回国展』 千野賞 |
展覧会等 | |
2003年 | 『国展』(第77回~84回) |
2006年 | 『大和勘合2』 佐渡国大慶寺長屋門ぎゃらりぃ 個展 『LOVE THE MATERIAL VII Pepper's Project Exhibition「キノカ」達』Pepper's Gallery |
2008年 | 『原口健一・津村葉子 二人展』 埼玉県立近代美術館 |
美術教育研究会 幹事
国画会 書記局
【公式サイト】
>> http://www012.upp.so-net.ne.jp/nitiniti_an
深井 隆 Takashi Fukai
彫刻家
1951年 | 群馬県高崎市に生まれる |
1976年 | 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業 |
1978年 | 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了 |
主な受賞 | |
1988年 | 第19回中原悌二郎賞優秀賞 |
1989年 | 第14回平櫛田中賞 |
2002年 | 第12回タカシマヤ美術賞 |
2003年 | 第6回倉吉:緑の彫刻賞 |
最近の主な個展 | |
2006年 | 相生森林美術館(徳島) |
2007年 | 今治市大三島美術館(愛媛) |
2009年 | 高島屋美術画廊X(東京) |
東京藝術大学美術学部彫刻科教授
福井 裕司 Yuji Fukui
建築家
AAスクールディプロマ取得。
ロンドン大学バートレット校大学院修了。
主な作品:
「radcndrebad」(横浜)、
「知和大橋高欄」(広島)、
「circle'n'circle」(宮城)など。
【公式サイト】
>> http://www.mirrornerror.com
保科 豊巳 Toyomi Hoshina
現代美術造形家
1953年 | 長野県生まれ |
1984年 | 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了 |
現在 | 同大学美術学部教授 |
展覧会・受賞 | |
1982年 | 「第12回パリビエンナーレ」 パリ市立近代美術館 |
1983年 | 「日本の現代美術展」 スイス国立歴史博物館、ラス美術館/ジュネーブ |
1985年 | 「第3回国際彫刻ビエンナーレ」 Sukironia Museum/アテネ |
1986年 | 「日本の現代美術展」 国立台北現代美術館/台湾 |
1997年 | 「日本現代美術展」 ソウル国立現代美術館/韓国 |
1998年 | 「デュッセルドルフ現代美術交流展」 デュッセルドルフ/クンストリウム、ドイツ |
2000年 | 「新潟県妻有トリエンナーレ」新潟 |
2002年 | 第10回ランタン・オブ・ザ・イースト・エイペックス・インL.A U.S.A |
2003年 | 第2回「大地の芸術祭」 妻有トリエンナーレ展/新潟 |
2005年 | 「VOICE OF SITE」ニューヨーク展 SVAギャラリー/ニューヨーク、U.S.A 第2回成都ビエンナーレ展「世紀と天堂」成都現代美術館,中国 |
2008年 | 「国際メディアアートビエンナーレ」 中国、北京 「伝統と現代 延承、演繹、浸透 水、墨、モノクロームの世界」 旧坂本小学校 |
松村 勝男 Katsuo Matsumura
インテリアデザイナー
東京都神田生まれ。
1941年 | シャルロット・ペリアン展[伝統・選択・創造]を見て衝撃を受ける |
1944年 | 東京美術学校付属文部省 工芸技術講習所卒業 |
1946年 | 吉村順三設計事務所入所 |
1949年 | 新制作協会建築部に家具を出品、入選。 以後連続入選 |
1955年 | 吉村順三設計事務所退所.銀座松屋の嘱託となる グッドデザインコーナー売場をデザイン |
1956年 | Qデザイナーズを渡辺力、渡辺優とともに設立 |
1958年 | 松村勝男デザイン室を設立 |
1960年 | ジェトロ意匠改善研究員として1年間渡米 |
1962年 | 桑沢
デザイン研究所助教授 (株)天童木工とデザイン契約 |
1971年 | 「長大作、水之江忠臣、松村勝男ファニチュアコレクション展」により毎日産業デザイン賞受賞 |
1972年 | 「ガマ椅子」発表 個展<松村勝男の木の世界>開催.日本インテリアデザイナー協会賞受賞 |
1983年 | 個展 <ローコストチェア> (天童木工制作) |
1986年 | <ローコストチェア> 1万脚突破記念パーティ |
1991年 | 逝去 |
丸谷 芳正 Yoshimasa Maruya
家具デザイナー
1950年 | 山梨県生まれ |
1976年 | 東京藝術大学美術学部工芸科デザイン専攻卒 |
1976~1980年 | 木曽御岳奥村設計所にて家具開発及び生産に従事 |
1980~1999年 | 設計工房MandM主宰 |
1999~2005年 | 高岡短期大学産業工芸学科助教授、教授 |
2005年~ | 富山大学芸術文化学部教授 |
受賞等 | |
1995年 | 日本インテリアデザイナー協会JID賞(インテリアスペース部門協力賞) 「鎌倉女子大二階堂学舎たためる椅子スモールバージョン」 |
1998年 | 日本インテリアデザイナー協会JID賞(プロダクトデザイ ン部門奨励賞) 「ひとりひとりの障害にあわせた姿勢保持具の一連の作品」 |
三田村 有純 Mitamura Arisumi
漆芸家
1975年 東京藝術大学大学院 美術研究科漆芸専攻 修了
現在
東京藝術大学美術学部教授、江戸蒔絵赤塚派十代、日展評議員、現代工芸美術家協会評議員
パブリックコレクション
サントリー美術館 東京都現代美術館 国際交流基金 韓国大邱大学博物館 揚州大明寺博物館 台北正義美術館 台湾漆芸博物館 台湾藝術大学美術館 東京藝術大学美術館 虎屋文庫 豊田町香りの博物館 豊田市立美術館 浦安市教育委員会 MOMA館長オフィス他
個展
ニューヨークTHE NIPPON CLUB GALLERY、上海市立美術館、台湾台北隔山画館、銀座和光、銀座ギャラリー田中、日本橋三越、神戸大丸他
著書
『漆とジャパン 美の謎を探る』
『ウィリアム・モリスの100デザイン』監修
『日本の藝術家DVDシリーズ 三田村有純の世界』
『漆 煌めきの刻 - 江戸蒔絵の系譜 -』
『お箸の秘密』
【公式サイト】
>> http://www.urushi-mitamura.com
三井 緑 Midori Mitsui
プロダクトデザイナー
1963年 | 東京藝術大学工芸科インデストリアルデザイン専攻卒業 |
1964~66年 | デンマーク王立アカデミー家具科に留学 ポール・ケアホルム(POULKJAERHOLM)氏に師事 |
1985・86年 | 建築・家具・陶芸3人のジョイント展 (コペンハーゲン、東京自邸) |
1990年 | デンマークのSE展に招待出展 |
1993年 | 「三井緑の家具」展ー快適な住空間への提案Ⅰ(AXIS GALLERY<六本木>) |
1994年 | 「三井緑の家具」展Ⅱ (松屋銀座デザインギャラリー) |
1997年 | 「三井緑の家具」展Ⅲ (東京リビングデザインギャラリー) |
1998年 | 「暮らしの中の木の椅子展」 (朝日新聞社主催)優秀賞受賞 |
1999年 | 「HANACO リビング・ダイニングシリーズ」(カンディハウス)にGマーク金賞受賞 |
2000年 | 「暮らしの中の木の椅子展 第2回」優秀賞受賞 |
2008年 | 「IRIS CHAIR」―成形合板の椅子ー完成・商品化(TIME &STYLE) |
柚木 恵介 Keisuke Yunoki
造形作家
1978年 | 鹿児島県生まれ |
1999年 | 東京藝術大学美術学部デザイン科卒業 |
2004年 | 東京藝術大学大学院修了 |
2007年 |
YUNOKI Design Room (フリーランス)として活動 |
2008年 | 東京藝術大学デザイン科教育研究助手 |
2010年~ | 東京芸術大学デザイン科助教 |
主要プロジェクト | |
2000年~ | グループ展、ワークショップ多数 |
2007年 | 個人邸家具制作、店舗家具造作、店舗内装施行を多数行う 藝大茶会「五色界」展 :展示棚制作 (東京藝術大学陳列館) |
2008年 | 上野タウンアートミュージアム ミチクサゴヤプロジェクト’08 |
2009年 | 日本橋三越ショーウィンドウディスプレイ制作 上野タウンアートミュージアム ミチクサゴヤプロジェクト’09 |
2010年 | 小豆島アート・イン・レジデンス参加 |
【公式サイト】
>> http://yunoki.petit.cc
横尾 哲生 Tetsusei Yokowo
美術家
1955年 | 佐賀県生まれ |
1983年 | 東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了 |
1988年 | 音のある美術館(栃木県立美術館:栃木) |
1991年 | 「そのうちにみえしものたち」(なびす画廊:東京) |
1996年 | 「心を癒す植物」(目黒区美術館:東京) |
1998年 | 「潜むもの、顕われるもの」 (プラスマイナスギャラリー:東京) |
2000年 | 「浮気のかたち」(ギャラリー京ばし:東京) |
2002年 | 「顕れるもの」 (デイサービスたびこギャラリー:茨城) |
2004年 | 「刹那想」(龍ヶ崎幼稚園KM:茨城) |
2006年 | 「潜想」(画廊宮坂:東京) |
2007年 | 「-その先に-」(アートスペースある・る:茨城) |
2009年 | 「想創」(国立コートギャラリー:茨城) |
吉村 順三 Junzo Yoshimura
建築家
東京生まれ
1931年 | 東京美術学校(現・東京藝術大学)建築科卒業 |
1931~41年 | レーモンド建築設計事務所勤務 |
1941年 | 建築設計事務所開設 |
1945年 | 東京美術学校助教授 |
1949年 | 東京藝術大学と改称、同校建築科助教授就任.新制作協会建築部 設立に参加 |
1962年 | 同大学建築科教授に就任 |
1970年 | 同大学名誉教授に就任 |
1997年 | 逝去 |
日本建築学会賞、日本芸術院賞、勲三等旭日章、毎日芸術賞、文化功労者顕彰、勲二等瑞宝章など受賞多数