all about wood we think re-style in art and design [木のデザイン] 落葉松からのメッセージ 木の文化-人と生活、社会、環境、資源との関係を芸術が結んで新たにし、展覧会を通じて発信する[木のデザイン]プロジェクト、落葉松(カラマツ)をメディアに、芸術家たちが生み出した[木のデザイン]メッセージ、2011秋の公募展に向けて、プレビュー展を開催いたします。

開催概要

展覧会 [木のデザイン]招待作家展・東京展
・同時開催 スケルトンドミノ[プロトタイプ]展 -東京藝術大学美術館 陳列館1階-
会期 2011年1月9日(日)~1月22日(土) 休館日 1月17日(月)
開館時間 10:00~17:00
会場 東京藝術大学美術館 陳列館2階
住所:東京都台東区上野公園12-8 TEL:050-5525-2200(代表)
入館料 無料
アクセス JR上野駅(公園口)・東京メトロ根津駅より徒歩10分

主催 脇田美術館[木のデザイン]プロジェクト実行委員会
後援 林野庁中部森林管理局、長野県、軽井沢町、軽井沢町教育委員会、軽井沢町商工会、軽井沢観光協会、
長野県木材青壮年団体連合会、信濃毎日新聞社、NHK長野放送局、SBC信超放送、NBS長野放送、
TSBテレビ信州、abn長野朝日放送
協賛 鹿島建設株式会社
協力 ヤマトロジスティクス株式会社、FM軽井沢、HELICO CO.,LTD
助成 社団法人国土緑化推進機構[緑の募金]

同時開催 スケルトンドミノタイプ[プロトタイプ]展
詳しい概要は、コチラのPDFを参照ください。

メディア掲載

[木のデザイン]招待作家展に関する記事が掲載されました。

2010年秋開催の『木のデザイン』招待作家展にご出品いただきました
原口健一氏の彫刻作品--『 地界 the earth field 』が、長野県稲荷山養護学校に 寄贈されました。

長野県産落葉松を素材とした[木のデザイン]
photo : Koji Takanashi
『 地界 the earth field 』

植物の実のような、人間の手のようなかたち---
そんなかたちがイメージされてきた。中心部分の幹には、
何か生命が生きていくためのエネルギーのようなものが生み出され、
それが、放射状に勢力を拡げていく。
そんな様子を具現化して、1本の落葉松が必死に生きてきた力の痕跡を表現した。
(原口健一)
長野県産落葉松を素材とした[木のデザイン]
長野県稲荷山に建つ養護学校は、カラマツによる大規模建造施設として全国的にも稀有な建物です。

カラマツの地中にはった根を素材に制作された原口健一氏の作品が、未来へ向けて夢を育む種子となって、子供たちの創造性豊かな感性と共鳴することを期します。
素晴らしい作品を生みだした彫刻家・原口氏と、関係者の皆様に深くお礼申し上げます。

長野県産落葉松を素材とした[木のデザイン]

建築家・東京藝術大学教授 黒川哲郎

長野県産の落葉松を素材とした[木のデザイン] 日本は,世界唯一の「木の文明」といわれます.日本の「木の建築」 は,カミの依代(よりしろ)の樹を丸太掘立て柱に遷(うつ)し,梁と 縄で番(つが)えて誕生します.蛇の形代(かたしろ)を土器に標(し る)したアニミズムの時代です.古墳時代,照葉樹林に覆われ,氾濫の 形成した沖積地に水田を開発し,スサノオノミコトがヤマタノオロチを 退治する「治水」,イナダヒメの妻籠を『八重垣』と詠う「建築」,杉 と樟を船に,檜を宮殿に,槇を棺にと定める「用材」,イソタケルノミ コトら子が木種を蒔き施す「植林」の,木の文明の創生神話が記されます.

奈良時代,渡来技術によって掘立てから脱し,鑓鉋(やりがんな)で加 工された,基檀のうえの丸柱の「柱立ち」は,平安時代,巻き,重ね, 畳み,入れ子の調度と一対の生活システム,舗設(しつらい=室礼)を なし,融通無碍な生活文化を創出します.

鎌倉時代,重源は東大寺の再建に貫(ぬき)を用い,「柱立ち」を「軸 組」へ進化させます.飛鳥時代以来の建設ラッシュと度重なる戦乱によ り木材枯渇が進み,代わって土壁が登場し,日本の住まいは住み難くな ります.貫は,角柱,鴨居や長押の内法(うちのり)とともに襖や障子 の引き戸文化を育み,室町時代,透きや間の感覚に充ちた書院や数寄屋 を創出し,桃山時代,大径の欅や松を用いた耐震仕口の差鴨居(さしが もい)の独創へ到ります.

杉は,乾燥させ難いものの成長が早く腐り難く,造船,土木,住宅や建 築,調度,産業用材などへ幅広く用いられ,日本の森林資源の核とな り,江戸中期には世界に先駆け育成林業へ転換します.明治時代,杉 は,治水を兼ね官民挙げて造林され,電柱や学校建設など近代化を支え ます.ところが,都市に普及した和風住宅は,貫を土壁の下地に退化さ せ,倒壊の被害を頻発します.

戦後復興期の1950年,杉は住宅や土木への大量需要と,檜に劣ら ぬ高付加価値を期待し,拡大造林がなされ,建築基準法へ,筋交いで地 震や台風に耐える「壁」構法が,「在来」と呼ばれ登場します. 1960~70年代には,木材は供給不足から輸入自由化され,エネル ギー転換と住宅非木質化が進み,杉とともに水源を涵養し,「木の文 明」のエネルギーを担ってきた里山の薪炭林が姿を消し,地球規模の森 林破壊と化石資源の大量消費が始まります.1980~90年 代,在来構法は大工後継者不足からプレカット化やパネル化が図られ, 第2次輸入自由化のなか,杉檜は高価格ゆえ需要を奪われます.土木へ の需要も失い,手入れ不足の杉は強度の個体差,元口と末口の径差,曲 がりが生じ放置され始めます.

長野県の落葉松は,江戸時代,山に自生の苗木が採取され,明治時代に は水田を苗床にするほど活況を呈し,戦前には北海道や中国東北部,ド イツへの移出や輸出に発展します.杉と同様に成長が早く,戦後,坑木 などの需要を期待し植林が拡大されますが,旋回変形や脂(やに)に苦 しみ,集成材や合板など間伐材活用や,乾燥や滲出防止の技術が模索さ れています.適切に除・間伐され大径材の時代を迎えれば,秋材と春材 の硬軟が半ばし,構造材,仕上げ材,建具・家具・什器用材として強 く・軽く・温かく,バイオマスエネルギーとして優れ,活用が待たれま す.

阪神淡路大震災以後,在来構法は,倒壊を防ぐ「壁」と融通無碍な「軸 組」との関係が,さらに矛盾に充ちたものとなっています.日本の「木 の文明」の再生には,日本の森林資源と整合する新たな軸組構法の開発 が必須です.そしてその「木のスケルトン」と対をなす「木のインフィ ル」が不可欠です.

脇田和は,ドイツへ留学の際,建築や家具への造詣を深くし,建築家・ 吉村順三は新制作展をともにし,1949年,『解体家具』を出品し ます.その後も吉村が好んで折畳み椅子やフロアスタンドをデザインし たのは,それらが座布団や行燈のように場を自由にし,心地良くするか らです.軽井沢の脇田山荘は,近代やその生活への想いの二人の交感の 場であったことでしょう. 脇田美術館がアートマネージメントする [木のデザイン] プロジェクトは,長野県産の落葉松を素材に,日本の「木の文明」再生 の嚆矢(こうし)となるに違いありません. 建築家・東京藝術大学教授 黒川哲郎

招待作家

石田 和人 Kazuhito Ishida
デザイナー

1967年 川崎生まれ、埼玉育ち
1991年 東京藝術大学美術学部デザイン科卒業
1993年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程機器デザイン専攻修了
1998年 石田和人デザインスタジオを設立
家具や生活用品のプロダクトデザインを中心に、人の感性によって自由に変化・発展し、使う人が工夫できる 余地あるデザインを心がけ活動中。 東京藝術大学デザイン賞、Design forum銀賞、PORADA DESIGN AWARD最優秀賞、GOOD DESIGN賞等受賞
東京藝術大学、広島工業大学、広島市立大学、千葉大学等で非常勤講師

【公式サイト】
>> http://www.kazuhitoishida.com

大野 美代子 Miyoko Ohno
環境デザイナー

1963年、多摩美術大学デザイン科卒業。66年、スイスのオットー・グラウス建築設計事務所に勤務、帰国後エムアンドエムデザイン事務所を設立。
長野県のひのき、松材を用いた家具デザインをはじめ、住宅、病院などのインテリアデザインを手がける。
77年、初の歩道橋デザインで土木学会田中賞を受賞。

その後、数々の橋梁をデザイン、鮎の瀬大橋(熊本県)、陣ヶ下高架橋(横浜市)で土木学会デザイン賞最優秀賞、横浜ベイブリッジ、長崎港女神大橋などで田中賞を受賞。その他、遮音壁、防護柵など道路の付属物を手がける。

85年、日本インテリアデザイナー協会賞を受賞。
愛知県立芸術大学、東京工業大学非常勤講師を歴任。
著書に「BRIDGE・風景をつくる橋」(鹿島出版会)がある。

【公式サイト】
>> http://www.mmdesign.jpn.org

大場 正 Masashi Ohba
造形作家

1967年生まれ
桑沢デザイン研究所インテリア研究科卒業、東京工業大学建築学科茶谷研究室在籍後、スタジオAで彫刻、パブリックアート、ランドスケープデザイン、グラフィックデザイン等を設計・制作する。

1997年より9年間桑沢デザイン研究所の非常勤講師を兼任。2006年に独立。現在は造形作家として活動している。

喜多 俊之 Toshiyuki Kita
プロダクトデザイナー

1969年よりイタリアと日本でデザインの制作活動を始める。 イタリアやドイツ、日本のメーカーから、家具、家電、ロボット、家庭日用品に至るまでのデザインで、多くのヒット製品を生む。作品の多くが、ニューヨーク近代美術館、パリのポンピドーセンターなど世界のミュージアムにコレクションされている。また、日本各地の伝統工芸・地場産業の活性化、およびクリエイティブディレクターとして多方面で活躍する。
近著に『地場産業+デザイン』がある。

日本グッドデザイン賞 総合審査委員長(2004-2006)
中国レッドスター賞 審査委員(2006-2008)
北京の中央美術学院客員教授
上海万博日本産業館 デザインディレクション
大阪芸術大学教授

清水 泰博 Yasuhiro Kiyomizu
環境建築家

1957年 京都市生まれ
1981年 早稲田大学理工学部建築学科卒業
1983年 東京藝術大学大学院美術研究科修了
黒川雅之建築設計事務所を経て、1987年 SESTA DESIGN設立・代表、その後現職。 プロダクトからインテリア、建築、都市環境までのデザインを手がける。モノや建築と、それらが置かれる場・空間の関係を意識した「環境デザイン」の視点から様々なスケールのモノや空間のデザインを行っている。

主な作品は御母衣ダムサイドパーク・御母衣電力館(岐阜県)、月見橋(静岡県)、平和の交響(兵庫県)、ユニオン・ランドポールシリーズなど。 現在 東京藝術大学美術学部デザイン科教授

1991年と95年に環境芸術大賞受賞ほか受賞多数。 著書に「景観を歩く京都ガイド」「京都の空間意匠」がある。

【プロフィール】
>> http://www.geidai.ac.jp/staff/fa053j.html

>> http://www.japandesign.ne.jp/
  HTM/DCG/CURATOR/kiyomizu2/

黒川 哲郎 Tetsuro Kurokawa
建築家

1943年 北京生まれ
1966年 東京藝術大学美術学部建築科卒業
1968年 同大学大学院修士課程修了
1979年~ デザインリーグ設立に参加/現在,東京藝術大学教授
1998年 「吉祥寺駅末広通り自転車駐車場」で第6回公共建築賞
2004年 「地域材と地域技術による公共建築の木造化構法の開発と実践」で日本建築学会[業績賞]
2005年 「大分県立日田高校体育館『遠思巨材館』」で第8回木材活用コンクール最優秀賞(林野庁長官賞)
2008年 「大分県漁業協働組合臼杵魚市場」で平成20年度優良木造施設農林水産大臣賞受賞
主な作品に「上野警察署動物園前派出所」「置戸営林署庁舎」「郡上八幡スポーツセンター」「うきはアリーナ」など

【公式サイト】
>> http://www.tk-dl.com

剣持デザイン研究所 Kenmochi Design Associates
建築/インテリア/プロダクト

1955年創業。
一級建築士事務所。所長松本哲夫。
プロダクトデザインから家具のデザイン、官公庁・ホテル・オフィスを中心としたインテリアデザイン、車両デザインなど、幅広い活動を行う17名のデザイン組織。

主な受賞は、毎日産業デザイン賞 同特別賞 日本インテリアデザイナー賞 IFI大賞

主な仕事は、ホテル日航サイパン 三井アーバンホテル大阪ベイタワー  京王プラザホテル 山形市庁舎 吹上御所家具 日本IBM各オフィス JAL B747 日本郵船飛鳥 JR東日本・JR東海新幹線電車 ヤクルト容器 量産家具他

齋藤 繁一 Moichi Saito
建築家

1965年生の江戸っ子。
東京芸術大学美術学部建築科卒業、同大学院修了後、AAスクールディプロマ取得。東京芸術大学非常勤助手を経て、2000年よりソフトセル建築都市環境研究所代表取締役。「場」を生成するための手段として建築という行為を用いる。

代表作にpellucid felt(住宅 東京都)、room with view(別荘 Hawaii)等がある。またmilan salone、100% design Tokyo、廃材再生のプロジェクト・プライス展等に出品。
2009年度GOOD DESIGN賞受賞。現在、東京芸術大学・多摩美術大学非常勤講師、東京都立工芸高校市民講師。

【公式サイト】
>> http://www.softcellarchitects.com

篠崎 隆 Takashi Shinozaki
建築家

1968年東京生まれ。
東京藝術大学にて建築を学び、イタリア政府給費留学生として16世紀北イタリアを中心とした建築史をヴェネツィアに学び、東京藝術大学大学院修了。
入江経一+パワーユニットスタジオを経てアスタリスクスタジオ設立。コトや状況の補助線としての建築・インテリア・プロダクト・グラフィックなど各種設計中。

国内外にて個展・グループ展数回。
グッドデザイン賞など授賞数回。
Lapalma(イタリア)など国内外メーカーからのプロダクトが数点。
東京藝術大学など非常勤講師も数校。

【公式サイト】
>> http://www.asterisk-studio.com

田中 一幸 Ikkoh Tanaka
木工家

1970年 東京藝術大学大学院
美術研究科鋳金専攻修了
2005年 日韓芸術大学交流展
(ソウル大学美術館/東京芸術大学美術館)
2007年 東京藝術大学創立120周年記念
「立体造形の複眼」展(名古屋・上野/松坂屋)
2007年 日本美術「今」展(東京/日本橋三越)
2008年 国際交流作品展および学術大会・特別講義
(韓国/大邱大学校)
2009年 国際交流作品展および学術大会・学術発表
(韓国大邱大学校 中国精華大学)
現職 東京芸術大学美術学部工芸科教授
木材を問い直し、美術表現素材としての視野でとらえる。
木工をアートとして位置づけ、精神表出と表現効果に重点を置いた造形に取り組む一方、生活の中で使用を目的とする工芸品も幅広く制作。

手塚 雄二 Yuji Tezuka
日本画家

1953年 神奈川県生まれ
1982年 東京藝術大学大学院日本画修了
1986年 院展奨励賞受賞('87,'88)
1987年 春の院展奨励賞受賞('88,'90,'92)
1988年 現代日本美術選抜展(文化庁主催'90,'91'94)
1989年 春の院展春季賞受賞('91)
日本美術院賞・大観賞('90,'91)
1992年 日本美術院同人推挙
1993年 院展出品作 文化庁買上
1997年 個展(セレネ美術館)
1998年 「手塚雄二展』
(朝日新聞社主催、松坂屋/名古屋他)
2001年 「天地風雷 手塚雄二展」
(三越/日本橋本店 他)
2006年 「手塚雄二 ― 花月草星展」
(日本経済新聞社主催、高島屋/日本橋他)
2008年 「光陰 手塚雄二展」
(三越/日本橋本店他)
「アジア コンテンポラリーアートフェア2008」に出品
現在 日本美術院同人・評議員
東京藝術大学教授

【公式サイト】
>> http://www.tezukayuji.jp

橋本 和幸  Kazuyuki Hashimoto
クリエイター

1965年横浜生まれ
東京藝術大学美術学部デザイン科卒業、同大学院美術研究科構成デザイン修了後,鹿島建設に入社、ホテルや住宅、商業施設の様々なインテリアデザインを手がけ、後に株式会社イリアに出向。2006年より現職

アート、建築,インテリア、ディスプレイ、プロダクトなど空間に関するデザイン全般を研究。

現在
東京藝術大学 美術学部デザイン科准教授。

主なプロジェクト
「藝大茶会 茶席制作、藝大席会場デザイン」「ホテルモントレシリーズのインテリアデザイン」「2009日本橋三越本店ショーウィンドウプロジェクト」など。

【東京藝術大学デザイン科案内】
>> http://www.geidai.ac.jp/art/design.html

【プロフィール】
>> http://www.geidai.ac.jp/staff/fa125j.html

原口 健一 Ken-ichi Haraguchi
彫刻家

1976年 埼玉県生まれ
1998年 埼玉大学教育学部図画工作専修卒業
2003年 東京芸術大学大学院美術研究科美術教育修了
2004年 東京藝術大学造形学美術教育木工室勤務
教育研究助手
2007年 東京藝術大学造形学美術教育木工室勤務
非常勤講師
受賞等  
2003年 東京芸術大学大学院修了展覧会 杜賞特別賞
2005年 『第79回国展』 千野賞
2006年 『第80回国展』 千野賞
展覧会等
2003年 『国展』(第77回~84回)
2006年 『大和勘合2』 佐渡国大慶寺長屋門ぎゃらりぃ
個展 『LOVE THE MATERIAL VII Pepper's Project Exhibition「キノカ」達』Pepper's Gallery
2008年 『原口健一・津村葉子 二人展』
埼玉県立近代美術館
所属団体等
美術教育研究会 幹事
国画会 書記局

【公式サイト】
>> http://www012.upp.so-net.ne.jp/nitiniti_an

深井 隆 Takashi Fukai
彫刻家

1951年 群馬県高崎市に生まれる
1976年 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
1978年 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
主な受賞
1988年 第19回中原悌二郎賞優秀賞
1989年 第14回平櫛田中賞
2002年 第12回タカシマヤ美術賞
2003年 第6回倉吉:緑の彫刻賞
最近の主な個展
2006年 相生森林美術館(徳島)
2007年 今治市大三島美術館(愛媛)
2009年 高島屋美術画廊X(東京)
現在
東京藝術大学美術学部彫刻科教授

福井 裕司 Yuji Fukui
建築家

東京藝術大学卒。
AAスクールディプロマ取得。
ロンドン大学バートレット校大学院修了。

主な作品:
「radcndrebad」(横浜)、
「知和大橋高欄」(広島)、
「circle'n'circle」(宮城)など。

【公式サイト】
>> http://www.mirrornerror.com

保科 豊巳 Toyomi Hoshina
現代美術造形家

1953年 長野県生まれ
1984年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了
現在 同大学美術学部教授
展覧会・受賞
1982年 「第12回パリビエンナーレ」
パリ市立近代美術館
1983年 「日本の現代美術展」 スイス国立歴史博物館、ラス美術館/ジュネーブ
1985年 「第3回国際彫刻ビエンナーレ」
Sukironia Museum/アテネ
1986年 「日本の現代美術展」 国立台北現代美術館/台湾
1997年 「日本現代美術展」 ソウル国立現代美術館/韓国
1998年 「デュッセルドルフ現代美術交流展」 デュッセルドルフ/クンストリウム、ドイツ
2000年 「新潟県妻有トリエンナーレ」新潟
2002年 第10回ランタン・オブ・ザ・イースト・エイペックス・インL.A U.S.A
2003年 第2回「大地の芸術祭」 妻有トリエンナーレ展/新潟
2005年 「VOICE OF SITE」ニューヨーク展 SVAギャラリー/ニューヨーク、U.S.A
第2回成都ビエンナーレ展「世紀と天堂」成都現代美術館,中国
2008年 「国際メディアアートビエンナーレ」 中国、北京
「伝統と現代 延承、演繹、浸透 水、墨、モノクロームの世界」 旧坂本小学校

松村 勝男 Katsuo Matsumura
インテリアデザイナー

1923~1991年
東京都神田生まれ。

1941年 シャルロット・ペリアン展[伝統・選択・創造]を見て衝撃を受ける
1944年 東京美術学校付属文部省 工芸技術講習所卒業
1946年 吉村順三設計事務所入所
1949年 新制作協会建築部に家具を出品、入選。
以後連続入選
1955年 吉村順三設計事務所退所.銀座松屋の嘱託となる グッドデザインコーナー売場をデザイン
1956年 Qデザイナーズを渡辺力、渡辺優とともに設立
1958年 松村勝男デザイン室を設立
1960年 ジェトロ意匠改善研究員として1年間渡米
1962年 桑沢 デザイン研究所助教授
(株)天童木工とデザイン契約
1971年 「長大作、水之江忠臣、松村勝男ファニチュアコレクション展」により毎日産業デザイン賞受賞
1972年 「ガマ椅子」発表
個展<松村勝男の木の世界>開催.日本インテリアデザイナー協会賞受賞
1983年 個展 <ローコストチェア> (天童木工制作)
1986年 <ローコストチェア> 1万脚突破記念パーティ
1991年 逝去

丸谷 芳正 Yoshimasa Maruya
家具デザイナー

1950年 山梨県生まれ
1976年 東京藝術大学美術学部工芸科デザイン専攻卒
1976~1980年 木曽御岳奥村設計所にて家具開発及び生産に従事
1980~1999年 設計工房MandM主宰
1999~2005年 高岡短期大学産業工芸学科助教授、教授
2005年~ 富山大学芸術文化学部教授
受賞等  
1995年 日本インテリアデザイナー協会JID賞(インテリアスペース部門協力賞)
「鎌倉女子大二階堂学舎たためる椅子スモールバージョン」
1998年 日本インテリアデザイナー協会JID賞(プロダクトデザイ ン部門奨励賞)
「ひとりひとりの障害にあわせた姿勢保持具の一連の作品」

三田村 有純 Mitamura Arisumi
漆芸家

1949年  東京都生まれ

1975年  東京藝術大学大学院 美術研究科漆芸専攻 修了

現在
東京藝術大学美術学部教授、江戸蒔絵赤塚派十代、日展評議員、現代工芸美術家協会評議員

パブリックコレクション
サントリー美術館 東京都現代美術館 国際交流基金 韓国大邱大学博物館 揚州大明寺博物館 台北正義美術館 台湾漆芸博物館 台湾藝術大学美術館 東京藝術大学美術館 虎屋文庫 豊田町香りの博物館 豊田市立美術館 浦安市教育委員会 MOMA館長オフィス他

個展
ニューヨークTHE NIPPON CLUB GALLERY、上海市立美術館、台湾台北隔山画館、銀座和光、銀座ギャラリー田中、日本橋三越、神戸大丸他

著書
『漆とジャパン 美の謎を探る』               
『ウィリアム・モリスの100デザイン』監修
『日本の藝術家DVDシリーズ 三田村有純の世界』
『漆 煌めきの刻 - 江戸蒔絵の系譜 -』
『お箸の秘密』

【公式サイト】
>> http://www.urushi-mitamura.com

三井 緑 Midori Mitsui
プロダクトデザイナー

1963年 東京藝術大学工芸科インデストリアルデザイン専攻卒業
1964~66年 デンマーク王立アカデミー家具科に留学
ポール・ケアホルム(POULKJAERHOLM)氏に師事
1985・86年 建築・家具・陶芸3人のジョイント展
(コペンハーゲン、東京自邸)
1990年 デンマークのSE展に招待出展
1993年 「三井緑の家具」展ー快適な住空間への提案Ⅰ(AXIS GALLERY<六本木>)
1994年 「三井緑の家具」展Ⅱ
(松屋銀座デザインギャラリー)
1997年 「三井緑の家具」展Ⅲ
(東京リビングデザインギャラリー)
1998年 「暮らしの中の木の椅子展」
(朝日新聞社主催)優秀賞受賞
1999年 「HANACO リビング・ダイニングシリーズ」(カンディハウス)にGマーク金賞受賞
2000年 「暮らしの中の木の椅子展 第2回」優秀賞受賞
2008年 「IRIS CHAIR」―成形合板の椅子ー完成・商品化(TIME &STYLE)

柚木 恵介 Keisuke Yunoki
造形作家

1978年 鹿児島県生まれ
1999年 東京藝術大学美術学部デザイン科卒業
2004年 東京藝術大学大学院修了
2007年 YUNOKI Design Room
(フリーランス)として活動
2008年 東京藝術大学デザイン科教育研究助手
2010年~ 東京芸術大学デザイン科助教
主要プロジェクト
2000年~ グループ展、ワークショップ多数
2007年 個人邸家具制作、店舗家具造作、店舗内装施行を多数行う
藝大茶会「五色界」展 :展示棚制作 (東京藝術大学陳列館)
2008年 上野タウンアートミュージアム ミチクサゴヤプロジェクト’08
2009年 日本橋三越ショーウィンドウディスプレイ制作
上野タウンアートミュージアム ミチクサゴヤプロジェクト’09
2010年 小豆島アート・イン・レジデンス参加

【公式サイト】
>> http://yunoki.petit.cc

横尾 哲生 Tetsusei Yokowo
美術家

1955年 佐賀県生まれ
1983年 東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了
1988年 音のある美術館(栃木県立美術館:栃木)
1991年 「そのうちにみえしものたち」(なびす画廊:東京)
1996年 「心を癒す植物」(目黒区美術館:東京)
1998年 「潜むもの、顕われるもの」
(プラスマイナスギャラリー:東京)
2000年 「浮気のかたち」(ギャラリー京ばし:東京)
2002年 「顕れるもの」
(デイサービスたびこギャラリー:茨城)
2004年 「刹那想」(龍ヶ崎幼稚園KM:茨城)
2006年 「潜想」(画廊宮坂:東京)
2007年 「-その先に-」(アートスペースある・る:茨城)
2009年 「想創」(国立コートギャラリー:茨城)
その他、個展、グループ展多数

吉村 順三 Junzo Yoshimura
建築家

1908~1997年
東京生まれ

1931年 東京美術学校(現・東京藝術大学)建築科卒業
1931~41年 レーモンド建築設計事務所勤務
1941年 建築設計事務所開設
1945年 東京美術学校助教授
1949年 東京藝術大学と改称、同校建築科助教授就任.新制作協会建築部 設立に参加
1962年 同大学建築科教授に就任
1970年 同大学名誉教授に就任
1997年 逝去
多数の住宅作品を手がけるほか、「ニューヨーク近代美術館日本館」「国際文化会館」「奈良国立博物館」 「茨城県近代美術館」などを手がける。

日本建築学会賞、日本芸術院賞、勲三等旭日章、毎日芸術賞、文化功労者顕彰、勲二等瑞宝章など受賞多数
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