特別展「女のひとと鳥」

2016年7月5日(火)〜10月26日(水)

一枚のドローイングが、どこまでも自由で軽やかな次元へと見る者の心を解き放つ。


白鳥と黒鳥 2000年 油彩・キャンバス

脇田和のフォルムと色彩と、詩人・朝倉勇の詩。
互いに呼応し織りなす芸術の融和。
美をいくえにも編む二人の芸術の世界が生み出されます。
本特別展は、二人の芸術家がコラボレーションした「女のひとと鳥」(2005年展覧会/詩画集)のフランス語版発行を記念して開催いたします。
  • 無題 1942年
    素描

  • 無題 1985年
    素描


本特別展とともに、脇田和の油彩を中心に、素描、コラージュ作品等、1940年代から晩年までの作品約100点を展示し、画家を導いたであろう鳥たち、人物、子供など、描き続けてきた身近なものたちへのまなざし、創作にむけた画家の探求と軌跡をご紹介していきます。

無題 1971年
素描

ドイツ・ベルリンに学び、帰国後、小磯良平や猪熊弦一郎らとともに新制作派協会を創立。戦後はヴェネチアビエンナーレやピッツバーグ国際美術展出品など、国内外で活動を続け、現代洋画壇を代表する画家として活躍した脇田和。

1970年に制作拠点を長野県・軽井沢に設け、晩年に至るまで多くの作品を描き続けました。その約80年に及ぶ画業の集積が美術館空間の隅々に表現され、館内には脇田和のアトリエ山荘(友人であった建築家・吉村順三設計)が当時のまま保存されています。
旧軽井沢の緑に包まれた美術館で、画家がみつめただろう世界に触れてください。

開催概要

展覧会名称 脇田 和 展  特別展「女のひとと鳥」
主催 財団法人 脇田美術館
開催期間 2016年7月5日(火)〜10月26日(水)
開館時間 午前10時〜午後5時(7月15日〜 9月15日は6時まで)
入館料 一般1,000円(900円)大高生600円(500円)
中学生以下 無料
※(  )内は20名以上の団体料金
アクセス ・ 電車 JR・しなの鉄道、軽井沢駅より旧軽井沢銀座方面へ徒歩10分
・ 車 上信越道・碓氷軽井沢インターより国道18号線を軽井沢方面へ入る
所在地 〒389-0102 長野県軽井沢町旧道1570-4
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電話番号 0267-42-2639